[日系]
DIとオリックス、越の日用消費財卸売大手の株式22.6%取得
2014/08/18 04:24 JST更新
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株式会社ドリームインキュベータ(東京都千代田区、DI)とオリックス株式会社(東京都港区)は、共同で運用する「DIアジア産業ファンド(DIAIF)」において、ベトナムで日用消費財卸売や飲食事業を手掛けるMesa Asia Pacific Trading Services Company Ltd.(ホーチミン市、MESA)の卸売事業部門に出資した。MESAは卸売事業を新設する子会社に移管し、DIAIFは同子会社の株式約22.6%を取得した。
MESAは、DIAIFからの出資受け入れを機に、日系消費財・食品メーカーとの提携を推進していく意向。DIAIFは、DIから戦略コンサルタントを派遣し、同社の経営戦略の構築支援を行うと共に、日系消費財・食品メーカーとの提携を積極的にサポートすることで、MESAの企業価値の向上を目指す。
今回の投資は、◇乳飲料などの製造販売会社のドンタム栄養食品株式会社(Nutifood:ヌティフード)、◇大手医療機器販売会社の
日越医療機器株式会社[JVC]、◇製薬卸・薬局チェーン運営会社のサンテド(Santedo Corporation)に続くアジア産業ファンドの第4号投資となる。
DIAIFは、2010年6月に運営を開始したベトナムの成長企業を対象とした日系最大規模の投資ファンドで、国際協力銀行(JBIC)のほか、日本の有力企業が投資家として参加している。DIとオリックスは、今後も両社のスキル・ノウハウを最大限に活用し、出資先企業と日系企業の事業創出を育み、両国産業の成長に貢献していく方針だ。
MESA概要
会社名:Mesa Asia Pacific Trading Services Company Ltd.
所在地:ホーチミン市
代表者:ルー・ティ・トゥエット・マイ(CEO)
設立:1995年
事業内容:日用消費財卸売業および飲食事業、不動産事業など
DIアジア産業ファンド(DIAIF)概要
コミット総額:50億円
運営開始:2010年6月
運営:DIとオリックスによる共同運営
運用期間:8年
主な投資対象:ベトナムにおける消費財・流通などの内需型産業の成長企業
[2014年8月15日 オリックス株式会社ニュースリリース]
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