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共英製鋼株式会社(大阪市北区)のベトナム連結子会社であるビナ・キョウエイ・スチール(VKS)が製造・販売するネジ節鉄筋が、日本政府の円借款により建設が進むホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線高架部の建設工事に採用され、昨年12月より出荷を開始した。
VKSは共英製鋼からの支援を受け、2011年にネジ節鉄筋の製造・販売を開始し、同年9月に第1号受注案件として、カンボジアでのODA案件であるネアックルン橋建設に採用されたが、ベトナムでの本格的な採用としては、今回の都市鉄道建設工事が初の受注となる。
ネジ節鉄筋・機械式継手を使用することにより、事前に鉄筋ユニットを組み立てる「先組み」が可能となり、工期短縮・省エネ化・安全施工・接合品質などの面においてベトナムで普及している製品・工法に対して優位であるため、今後の普及が期待される。
VKSはネジ節鉄筋を今年稼動開始予定の製鋼・圧延新一貫ミル完成を見据えた戦略商品に位置付け、これまでベトナム国内の需要喚起のため、ネジ節鉄筋・機械式継手工法の普及活動を展開してきた。今回の地下鉄建設工事もその一環として住商鉄鋼販売と共に2011年から技術提案を続け、今回の採用に結びつけた。なお、供給はSMC Summit(住友商事グループのベトナム合弁会社)を通じて行う。
また、同工事への採用に続き、VKSのネジ節鉄筋は南中部沿岸地方のダナン~クアンガイ間南北高速道路建設工事にも採用され、今年1月より納入を開始した。
[2014年3月7日共英製鋼株式会社ニュースリリースU]
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