(C) 東京メトロ, 覚書署名式の模様 写真の拡大 |
東京地下鉄株式会社(東京メトロ)(東京都台東区)は18日、ハノイ市都市鉄道管理委員会(MRB)との間で、同市都市鉄道(メトロ)事業の発展を目指した相互友好・協力に関する覚書を締結した。
これに先立ち、東京メトロは昨年2月末、日本コンサルタンツ株式会社(JIC)(東京都千代田区)と共同で、独立行政法人国際協力機構(JICA)が推進する「ハノイ市都市鉄道規制機関強化及び運営組織設立支援プロジェクト」を受注。その後、ハノイへの社員派遣を通じて、ノウハウなどを提供し、同プロジェクトを推進してきた。
締結の式典に参加した東京メトロの奥義光社長は、「ハノイ市の持続的な発展の骨格となる都市鉄道事業の成功に向けて、技術協力及び助言等で支援していく。東京メトロのオペレーションとメンテナンスの都市鉄道運営ノウハウが、ハノイ市の都市鉄道事業の発展と成功に寄与し、ハノイ市及びベトナムの発展への貢献、さらには日越友好の一助となることを願っている」とコメントした。
覚書の内容
+ハノイ市人民委員会が実施する都市鉄道整備事業に関する建設・運営・管理に係る技術協力及び助言
+ハノイ市人民委員会と東京地下鉄の間の役職員間の相互人的交流と協力
+ハノイ市人民委員会と東京地下鉄の間の都市鉄道に係る情報交換