バクニン省：初の人民公安専用空港を着工 [経済]

　北部紅河デルタ地方バクニン省ザービン郡(huyen Gia Binh)で10日、ファム・ミン・チン首相の立会いのもと、ベトナム人民公安専用のザービン空港の着工式が執り行われた。

　ザービン空港は初の人民公安専用空港となる。同空港では、人民公安空軍の飛行訓練や、国の指導者や外国要人の特別便を取り扱うほか、必要に応じて一般の旅客や貨物も取り扱う。

　同空港建設プロジェクトを承認する首相決定第98号/QD-TTgによると、第1期ではスアンライ村(xa Xuan Lai)とザービン町(thi tran Gia Binh)に跨る125haの用地に全長1500mの滑走路などを設置する。

　投資総額は4兆4310億VND(約260億円)の見込みで、2026年1月に予定されている第14回ベトナム共産党全国大会の開催時期をめどに完成を目指す。

　なお、チン首相はバクニン省当局に対し、公安省と協力して同空港とハノイ市を結ぶ全幅80～100mの大通りの建設に向けた準備を進めるよう指導した。

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