[政治]
カンボジア、「CLV開発の三角地帯」から撤退表明
2024/09/25 05:45 JST更新
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カンボジアのフン・セン人民党議長(党首) 兼 元老院(上院)議長はこのほど、自身のSNSアカウントに、「カンボジア・ラオス・ベトナム開発の三角地帯(CLV-DTA)」の地域協力メカニズムから撤退することを決めたとの内容を投稿した。
セン氏は、25年間にわたったCLV-DTAイニシアチブは同国北東部のクラチエ、ストゥントレン、モンドルキリ、ラタナキリの4州の発展に多くの成果をもたらしたが、過激派分子が最近、政府を中傷、攻撃する政治的武器としてこのイニシアチブを使い、世論に混乱を引き起こしていると指摘し、撤退の理由を説明した。
カンボジアのソック・チェンダソピア外務国際協力相は、ベトナムとラオスの外相に書簡を送り、「協力の実施状況を慎重に評価した結果、目的を達成したことを確認できたため、3か国政府間の覚書第18条に基づいてCLV-DTAへの参加を終了することを決定した」と通知した。ソピア氏は関係者全員に深い感謝の意を表明した。
CLV-DTAの設立構想はセン氏によって提案され、1999年にラオスの首都ビエンチャンで開かれたカンボジア・ラオス・ベトナムの3か国首相が出席した第1回ハイレベル会議で正式に発表された。
[VOV 14:37 21/09/2024, O]
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