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日本の介護福祉士国家試験でベトナム人150人が合格、合格率84.3%

2025/03/26 06:08 JST更新

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 日本の厚生労働省が発表した第37回介護福祉士国家試験結果によると、経済連携協定(EPA)に基づき日本が受け入れた介護福祉士候補生の中から、ベトナム人150人が新たに介護福祉士国家試験に合格した。

 これにより、初年の2018年から2025年までのベトナム人の累計合格者数は1116人となった。

 今年のベトナム人の受験者数は178人(初受験160人、再受験18人)。合格者150人のうち142人が初受験(合格率88.8%)、8人が再受験(同44.4%)だった。

 2018年には、ベトナム人介護福祉士候補第1期生として受験した89人が合格を果たし、合格率93.7%の快挙を成し遂げた。2019年に93人、2020年に138人、2021年に164人、2022年に156人、2023年に173人、2024年に153人が新たに合格している。

 第37回介護福祉士国家試験の全体の受験者数は7万5387人、合格者数は5万8992人で、合格率は78.3%だった。

 EPA(ベトナム、インドネシア、フィリピン)全体の受験者数は1314人、合格者数は498人、合格率は37.9%。合格者を国籍別に見ると、ベトナムが150人、インドネシアが237人、フィリピンが111人となっている。合格率はインドネシアが36.5%、フィリピンが22.8%で、ベトナムは84.3%と最も高かった。

 なお、日本と同3か国のEPAでは、看護師・介護福祉士国家資格の取得を目的として看護師候補者は最大3年間、介護福祉士候補者は最大4年間の日本入国・滞在を認めている。ベトナムについては2014年度から候補者の受け入れを行っている。 

[2025年3月24日 厚生労働省報道発表資料 A]
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