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ミャクミャクがハノイに、ベトナムパビリオンのロゴ発表

2025/02/26 17:35 JST更新

(C) baovanhoa
(C) baovanhoa
 文化スポーツ観光省はハノイ市で26日、2025年大阪・関西万博のベトナムパビリオンの公式ロゴを発表した。式典では、2025年大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」がベトナムで初めてお披露目された。

 ベトナムパビリオンのロゴは、ベトナムの文化的アイデンティティと、ミャクミャクから得たインスピレーションを組み合わせ、伝統、そして現在と未来の交わりを表現している。また、ベトナムと日本の友好を称えるとともに、人間を中心に据えた持続可能で包摂的、かつ国際的に統合された社会に対するベトナムの願いを表している。

 ロゴには、白いアオザイにノンラー(Non La、円錐形の葉笠)をかぶり、手にピンク色の蓮の花を持ったベトナムの少女が描かれている。色鮮やかな雲はベトナムの民俗画の一種であるハンチョン版画の雲のモチーフがもとになっている。また、背後の円は地球を表し、「日出ずる国」のイメージにもつながっている。さらに、ロゴのメインカラーである青色と赤色は、ミャクミャクからインスピレーションを得ている。

 伊藤直樹駐ベトナム日本国特命全権大使は式典で、より多くのベトナム人観光客を万博に誘致すべく、日本政府は万博を参観するベトナム人に対して短期滞在の訪日ビザ(査証)の発給にかかる手数料を免除すると述べた。

 なお、ミャクミャクは25日、ハノイ市の文廟、タンロン城王宮跡(タンロン遺跡)、市民劇場(オペラハウス)、ホアンキエム湖、旧市街といった名所旧跡を巡り、記念撮影を行った。

 2025年大阪・関西国際博覧会は「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、大阪府大阪市此花区の夢洲で4月13日から10月13日までの184日間にわたり開催される。日本国内外から2820万人の来場者を見込んでいる。 

[Bao Van Hoa 10:55 26/02/2025, A]
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