サイト-ファクト、地場と遺伝子細胞治療の技術教育・事業開発を推進 [日系]

　遺伝子・細胞製剤の受託製造を手掛ける株式会社サイト-ファクト(兵庫県神戸市)は17日、ベトナムで最先端医療と国際基準の医療サービスを提供するホアラム・シャングリラ・ヘルスケア(Hoa Lam Shangri-La Healthcare)との間で、遺伝子細胞治療分野における技術教育と事業開発を推進するための合意書(MOU)を締結した。

　今回の合意により、サイト-ファクトとホアラム・シャングリラ・ヘルスケアは、細胞・幹細胞・遺伝子治療の事業開発における協力を目指す。具体的には、サイト-ファクトは日本の品質基準に基づいた細胞および幹細胞の製造トレーニング、コンサルティング、技術移転を提供する。また、ホアラム・シャングリラ・ヘルスケアの施設を使った遺伝子細胞製剤の製造に関するコンサルティングを行う。

　サイト-ファクトは、新たなパートナーシップを通じて東南アジア地域の遺伝子細胞治療のネットワークを構築することで、遺伝子細胞製剤の製造におけるアジア・パシフィックのハブになるというビジョンの実現を目指していく。

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