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丸紅、ベトナムで蓄電池システム実証事業を開始 ビンGと協力
2024/12/23 04:40 JST更新
(C) 丸紅 |
丸紅株式会社(東京都千代田区)は、100%子会社でベトナムにおける分散型電源事業の開発・運営を手掛ける丸紅グリーンパワー・ベトナム(Marubeni Green Power Vietnam、ホーチミン市)を通じて、地場系コングロマリット(複合企業)
ビングループ[VIC](Vingroup)子会社のビンESエネルギーソリューションズ(VinES=ビンES)と2023年に締結した蓄電池事業の共同開発に係わる覚書に基づき、ベトナムにおける蓄電池システム実証事業を開始した。
同案件は、ビングループ傘下の電気自動車(EV)メーカーであるビンファストオート(VinFast Auto=VFS)が「ビンファスト・エネルギー(VinFast Energy)」ブランドとして開発・製造したベトナム国産の蓄電池を、ビングループ傘下の事業者が手掛けるリゾート施設内に設置し、蓄電池システムとして運用するもの。
設置場所は南中部沿岸地方カインホア省ニャチャン市で、定格出力は1.8MW、定格容量は3.7MWh、電池種類はリチウムイオン電池。
丸紅は、蓄電池システムの所有者として、時間帯別電気料金の価格差を利用して、蓄電池を充放電することで電気代を削減するサービスを提供する。
第三者投資による同規模の蓄電池を用いた電気代削減ビジネスモデルはベトナム初となり、同案件を通じてサービスの事業性を検証することで、蓄電池を活用したさらなる事業拡大を目指す。
また、同案件を通じて、ビンファストをはじめとするビングループとの戦略的パートナーシップの強化を図るとともに、ベトナムでの新たな電力サービスを開発し、商業・産業需要家への安定した電力供給に貢献していく。
[2024年12月20日 丸紅株式会社ニュースリリース A]
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