中部初出店の「イオンモール・フエ」、9月16日オープン [日系]

　イオンモールのベトナム7号店、中部エリアでは初出店となる「イオンモール・フエ」が、9月16日に北中部地方トゥアティエン・フエ省フエ市にオープンする。グランドオープンは21日。

　イオンモール株式会社(千葉県千葉市)はこれに先立つ2023年2月に「イオンモール・フエ」の起工式を実施した。

　「イオンモール・フエ」は、フエ市アンドン街区ボーグエンザップ通り8番地(8 Vo Nguyen Giap, phuong An Dong, TP. Hue)に立地する。

　フエ市最大規模となる総賃貸面積約5万1000m2に約140店舗が出店し、全店舗の約70％にあたる83店舗がフエ市初出店。中部エリア初出店となる総合スーパー「イオン」をはじめ、ファッションやインテリア、家電、アミューズメント施設などバラエティ豊かな専門店が集結する。駐車台数は約1200台、バイク駐車台数は約8000台で、地域最大級となる。「イオンモール・フエ」は、フエ市最大規模の新たなランドマークを目指す。

　緑溢れるサンクンガーデンや、3階と4階に広がるテラスストリート、開放的なレストランゾーンなど、多彩な交流空間を設ける。また、敷地内には1万本を超える樹木を植樹するほか、館内各所に自然を感じられる空間を設ける。

　このほか、館内各所に設置のデジタルサイネージを通じた情報発信、プロジェクションマッピング、スマートロッカーに加え、フエ市では珍しいコワーキングスペースを導入する。さらに、無料Wi-Fiやスマホの充電スポット、電気自動車(EV)・バイクの充電ステーションなど、利便性の高いサービスを導入する。

　「イオンモール・フエ」は、ベトナムのショッピングモールとして初めてとなる環境ビル認証「ロータスゴールド(LOTUS GOLD)」と、グリーンビルディング認証「EDGE認証」を同時取得する予定だ。

　同社は今後も南部と北部に加え、中部エリアにおいてもドミナント出店を加速していきたい考えだ。

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