三谷産業(石川県金沢市)は、ベトナムで健康食品の販売を拡大する。現地で商業センターやスーパーを展開する流通大手サトラ社と提携し、増加傾向にあるベトナムの富裕層向けに拡販を計画している。
三谷産業は、これまで、ベトナムに5つの子会社を設立している。現在、その内の1社であるAFCP社で、健康食品の原料を製造したあと、業務提携している焼津水産化学工業(静岡県焼津市)で最終加工を行っている。商品化した健康食品は、業務提携したサトラ社を通して、拡販を狙う。
一方で、日本の健康食品メーカーからコラーゲンなどの成分を調達し、サトラ社傘下の食品加工会社に販売する計画もある。