[生活]
ホーチミン:市バス3路線を運行廃止
2014/02/20 09:28 JST更新
(C) saigontimes |
ホーチミン市公共旅客運輸運行管理センターはこのほど、採算性と効率性に問題があるとして市バス3路線の運行廃止を決定した。
運行廃止する路線は、◇111番(8区バスターミナル~アンスオンバスターミナル)、◇26番(ミエンドンバスターミナル~アンスオンバスターミナル)、◇50番(ホーチミン工科大学~ホーチミン市国家大学)の3路線。運行廃止の時期は、111番が3月1日、残りの2路線は今年第2四半期中となる予定。これに先立ち、2月1日には143番(チョロンバスターミナル~ビンフンホア)も同様の理由で運行廃止となっている。
専門家によると、路線バスに対する補助金は近年増加傾向にあり、市の財政を圧迫しているという。2010年における路線バス向けの補助金は8000億ドン(約38億8000万円)だったのに対し、2013年の補助金は1兆3910億ドン(約67億5000万円)まで増加している。一方、路線バスは現在、市民の移動需要の10.7%にしか応えられていない。
なお、2013年の路線バス利用者数は前年比+4.2%増の6億2490万人。2014年の路線バス利用者数は更に増えて6億5000万人に達する見通し。
[Le Anh, Saigon Times, 22:05 (GMT+7) 17/02/2014U]
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved.
このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。