国会常務委員会は1月24日、政府や各省庁など関連機関の法規文書体系を簡略化することを盛り込んだ改正法規文書公布法案について討議した。国会法律委員会のグエン・バン・トゥアン主任によると、法規文書には現在20種類以上の異なる形式があるため、施行や適用が円滑に進んでいないのが現状という。
今回の改正案では、政府、中央省庁、最高人民裁判所、最高人民検察院が公布する文書を簡略化するが、国家主席、国会、国会常務委員会、最高人民裁判所判事評議会が公布する文書はこれまで通りとする。また、「政府決議」と「首相指示」を法規文書から除外するとしている。この法案は次期国会で審議される予定。