今年8月1日、節約と浪費撲滅に関する首相通達第26号が施行された。この通達の中で首相は、各省庁や関連機関、人民委員会等に対して規定の範囲外での接待や、贈与に公費を使用することを厳しく規制すると同時に、食事会やミーティングなどにかかる経費の削減を求めており、その一環として規定の範囲内で接待を行う場合に洋酒を振舞うことも厳禁となった(関連ニュース参照)。
これを受けて外務省は首相に対し、”外人なら洋酒”というこれまでの前例を持ち出し、外国の要人をもてなす場合に限って洋酒の使用を認めるよう提案を行っていたが、首相府はこのほど、「たとえ外国人相手であっても例外は認められない」と切り捨てた。