ホーチミン市交通安全委員会は、2005−2010年期における交通事故の減少対策として、バイク乗車時のヘルメット着用を義務付ける法案の具体化を進めている。
同委員会によると、2010年には同市の人口は820万人、個人が所有するバイクは400万台以上に増加すると予想されるため、同法案の実現は必要不可欠であるという。
各国の調査では、都市部においてヘルメットを着用せず、バイクで時速35キロ以上で走行中に事故を起こした際、死亡率は極めて高いという結果が出ている。
同法案の実現に必要な総予算は約1000億ドン(約7億6923万円)を見込んでいる。