[日系]
日越オペラ「アニオー姫」、神奈川で特別音楽朗読劇とプレミアム上映会を開催
2024/08/17 10:36 JST更新
(C) 「アニオー姫」実行委員会 |
ベトナム国立交響楽団(VNSO)と「アニオー姫」実行委員会(ブレイングループ、ヤマハミュージックベトナム、NPO国際交流促進協議会)は、2023年の日越外交関係樹立50周年を記念して制作・公演した新作オペラ「アニオー姫」を今後も語り継いでいくべく、「ベトナムフェスタin神奈川2024」の連携イベントとして、9月6日(金)に神奈川県民ホール・小ホールで特別音楽朗読劇とプレミアム上映会を開催する。
2023年のオペラ公演は、ハノイ市での3公演と東京での1公演ともに満席となり、日越の関係者や音楽の専門家からも好評を得た。
プロジェクトでは、「アニオー姫」の物語やそこから生まれた音楽をベトナムや日本に語り継いでいく取り組みを推進していくことを決め、「アニオー姫」の特別音楽朗読劇とプレミアム上映会を企画した。
特別音楽朗読劇では、世界初演で主役(ダブルキャスト)を務めたアニオー姫役のダオ・トー・ロアン氏と荒木宗太郎役の山本耕平氏を迎え、オペラ公演で歌った全てのアリア曲・デュエット曲を、衣裳をまとい物語に沿って演じ、歌唱する。
背景にはオペラ公演時と同様の大型LEDをステージに配し、オペラの舞台装飾さながらの映像を流し、物語の舞台となる南中部沿岸地方クアンナム省ホイアン市や長崎などの場面を彩る世界観を表現する。
音楽は、作曲家のチャン・マイン・フン氏が、オペラ楽曲をヴァイオリン、チェロ、クラリネット、コントラバス、ピアノによるアンサンブル楽曲に特別に編曲。総監督を務める本名徹次氏が指揮し、神奈川フィルハーモニー管弦楽団が素晴らしい音色を奏でる。
また、主役の2人とともに物語を紡ぐのは、一流のオペラ歌手であり、役者であり、同オペラの台本作家でもある大山大輔氏が担当する。
プレミアム上映会では、2023年11月4日に昭和女子大学人見記念講堂で上演された日本プレミア公演の映像をフルバージョンで上映する。
特別音楽朗読劇とプレミアム上映会のチケットは8月16日から
チケットぴあで販売している。詳細は公式ウェブサイト(
日本語、
ベトナム語)を参照。
[2024年8月15日 「アニオー姫」実行委員会ニュースリリース A]
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