韓国済州島の観光地をベトナムで駆け抜ける、仮想マラソン大会を開催 [観光]

　韓国済州(チェジュ)島の春や自然を感じながら走る仮想マラソン大会「ラン・トゥー・チェジュ・済州観光仮想マラソン大会(RUN (Refresh Yourself in Nature) to Jeju – Jeju Spring Virtual Run)2021」が、4月1日から25日にかけてベトナムで開催される。主催は韓国の済州特別自治道ハノイ観光広報事務所と韓国観光公社ハノイ支社。

　参加者は4月1日から25日の開催期間中に好きな場所を好きな時間に走ることで、大会専用アプリケーションが走行距離を記録するだけでなく、済州島の春や自然を映したイメージを見られるという仕組みだ。

　コースは「済州桜の道」(10km)、「菜の花の道」(21km)、「済州海辺の道」(55km)、「漢拏(ハンラ)山森の道」(100km)といった、済州島の観光名所にちなんだ計4コースとなる。

　参加希望者は自身のスマートフォンにGPSと連動した記録測定用アプリケーションを設置し、ベトナムのマラソンサイト「84race」でエントリーを行う。参加登録は3月25日から開始している。

　今回のマラソン大会は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により、大人数が集まることが難しくなったことから企画された。また済州島の観光地を伝えることで潜在的な観光客を掘り起こし、アフターコロナの観光需要拡大を狙うものでもある。今後は同様の企画を中国瀋陽市でも開催予定だ。

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