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- ハノイで浮世絵テーマの展覧会
- 若手作家の作品38点を展示
- 若者や外国人に伝統美術を紹介
ハノイ市ドンダー区にある文廟・國子監国家遺跡で、1月23日(火)から3月12日(火)まで「日本の浮世絵との対話」をテーマとした展覧会が開催されている。
同展覧会では、ベトナム美術大学で絵画を専攻する若手作家など34人が制作した計38作品が展示されている。作品はいずれも浮世絵からインスピレーションを得て制作したもので、材料には、ベトナムの伝統美術で使用されるシルクや漆、土紙などを使って、日越の美術を融合させている。
ハノイ市文化スポーツ局傘下の文廟・國子監文化科学活動センターのレ・スアン・キエウ博士は、「この展覧会は、ベトナムの伝統美術が持つ素材の美しさや独自性を、若い世代や外国人観光客に知ってもらう機会になる」との期待を示した。
なお、今回の展覧会は、文廟・國子監文化科学活動センターと国際交流基金(JF)による共同プロジェクト「伝統から伝統へ」の成果とされている。