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- 世界的な日本人指揮者がハノイ公演
- 日越のユースオーケストラを指揮
- 日越両国の音楽文化の発展を図る
日本人指揮者の佐渡裕氏(62歳)が2024年1月4日(木)にハノイ市ホアンキエム区のホーグオム劇場で開催されるニューイヤーコンサート「The Great Wave」で公演する。佐渡氏は今回の公演で、自身が芸術監督を務めるスーパーキッズ・オーケストラ(SKO)と、地元ベトナムユースオーケストラ(VYO)の指揮を執る。
SKOは、兵庫県立芸術文化センターのソフト先行事業として2003年より開始した、音楽が大好きな小学生から高校生までの弦楽器によるオーケストラで、世界的な指揮者である佐渡氏が最も愛情を注いでいるオーケストラとされている。
一方のVYOは、ベトナム国立交響楽団(VNSO)とベトナムクラシック音楽株式会社(VYMI)の提携により、2022年に設立されたユースオーケストラ。今回、日越外交関係50周年を記念してSKOのハノイ訪問が決定し、VYOと交流演奏会を開催することとなった。なお、VNSOでは音楽監督と首席指揮者を日本人の本名徹次氏が務めている。
コンサートの演目は、指揮を務める佐渡氏が自ら選曲。交流演奏会の開催により、両国の音楽文化の発展と文化交流の促進が期待されている。