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西北部地方ライチャウ省ライチャウ市で11月3日から5日までの3日間、人口1万人未満の少数民族文化フェスティバルが初めて開催される。文化スポーツ観光省とライチャウ省人民委員会が共催し、人口1万人未満の少数民族のいる各省が協力する。
フェスティバルの目的は、各民族の団結と平等政策の実施、少数民族の文化的価値の尊重に加え、若い世代に民族意識を大切にし、伝統的文化の保護を意識するよう教育することで、国内外の人々に少数民族の伝統的文化を広める機会にもなる。
ベトナム国内には54の少数民族が生活しているが、このうち人口が1万人未満の少数民族は14あり、◇西北部地方ライチャウ省、◇同ディエンビエン省、◇同ラオカイ省、◇同イエンバイ省、◇東北部地方カオバン省、◇同タイグエン省、◇同ハザン省、◇同トゥエンクアン省、◇北中部地方ゲアン省、◇同クアンビン省、◇南中部高原地方コントゥム省の11省で暮らしている。
2019年の統計によると、人口500人未満はオドゥ族(428人)のみ、500~1000人はブラウ族(525人)、ロマム族(639人)、プペオ族(903人)、シラ族(909人)の4民族となっている。