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日本の環境省と公益財団法人地球環境センター(GEC)は、ベトナム資源環境省との共催で、12月17日(金)に「ベトナムにおける二国間クレジット制度(JCM)の実施に関するウェビナー~JCMを活用したカーボンニュートラル実現に向けたイノベーション~」を開催する。
環境省は、JCMの設備補助事業を活用し、優れた脱炭素技術などの途上国への普及を促進している。今回のウェビナーは、JCM設備補助事業について、主にベトナムと日本の政府関係者および民間企業を対象に、同事業の概要や成果を共有し、さらなる案件形成やスケールアップを図ることを目的としている。
また、日本をはじめ世界各国がカーボンニュートラルを目指す中、省エネルギーの徹底や再生可能エネルギーの導入に加え、革新的なイノベーションが脱炭素社会実現への鍵となっている。ウェビナーでは設備補助事業のほか、コ・イノベーションによる脱炭素技術創出・普及事業、さらに今年度より開始した水素製造・利活用第三国連携事業について制度の概要を説明するとともに、各事業の好事例を紹介し、ベトナムにおける新型コロナ後を見据えた脱炭素社会への移行の道筋を探る。
ウェビナー終了後には、JCM資金支援事業に関する個別相談、さらにベトナムでJCM資金支援事業による脱炭素技術などの導入を検討中の企業と、関連技術を提供できる企業とのビジネスマッチングの個別面談を設定する。
参加費無料。ウェビナーの詳細および申し込み方法などは、GECのウェブサイトを参照。