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日本貿易振興機構(ジェトロ)は、日本商品の海外ECサイトなどを通じた販売を目的とする「ジャパンモール(Japan Mall)」事業を15か国で展開している。ベトナムでは、11月1日より国内の小売店舗およびECサイトを通じて日本商品の販売を開始した。
今回は6社の小売事業者と3つのECサイトを通じて日本商品を販売する。期間は11月1日(金)から2020年1月31日(金)までで、EC販売のみ2020年3月20日(金)まで。ジェトロは各販売チャネルでの販売を促進するため、各種プロモーション活動を展開していく。
ジェトロは2016年から3年間にわたり「ジャパンフェア(Japan Fair)」と題して、ベトナム国内のファミリーマートやミニストップ、イオンの店舗を通じて日本商品の販売支援を行ってきた。同フェアにおいて新規で取り扱った商品の中から、フェア終了後も継続して取り扱う定番商品となったものも数多くある。
一方、2016年以降は小売事業者の参入も相次いでおり、販売チャネルを広げて更なる販路拡大を目指すべく、今回のジャパンモールでは前述の3社に加えて、新たにフジマート、コーナン、セブン-イレブンの3社が販売店舗として加わった。
また、今回は新しい販売チャネルとして、ショッピー(Shopee)、ティキ(Tiki)、ラザダ(Lazada)の3つの大手ECプラットフォームを追加し、名称も「ジャパンモール」に変更して開催する。
今回のジャパンモールでは140商品が販売される予定。主な商品は、◇菓子類、◇子供・マタニティ向け食品、◇アイスクリーム、◇美容関連、◇一般食品、◇生活雑貨、◇茶、◇日用品など。昨年度のジャパンフェアでは非食品の取り扱いは5商品のみだったが、今回は販売チャネルの拡大に伴い、時計や椅子、化粧道具など27商品を取り扱う。
販売開始後初めての週末にあたる11月2日(土)・3日(日)には、ホーチミン市タンフー区のイオン・タンフーセラドン店でジャパンモールのオープニングイベントを開催する。イベントでは、今回販売する商品の試食・試飲のほか、浴衣体験や紙芝居などの企画、ベトナム文化と日本文化を掛け合わせたわんこフォー大会なども楽しめる。
ジャパンモールの商品は、<http://japanmallvn.com/>で確認できる。