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ホーチミン市師範大学日本語学部は、9月19日(土)と20日(日)の両日、東南アジア9か国の日本語教育関係者を集めた「日本語教育国際シンポジウム(VJIC 2015)」をホーチミン市で初めて開催する。開催場所は、ホーチミン市1区の統一会堂(旧南ベトナム大統領官邸、135 Nam Ky Khoi Nghia St., Dist.1)。18日(金)にも、同大学(280 An Duong Vuong St./221 Nguen Van Cu St., Dist.5)で事前講演会が開かれる。
同シンポジウムは、ホーチミン市師範大学が主催し、在ホーチミン日本国総領事館が協力、独立行政法人国際交流基金及び公益財団法人かめのり財団が特別協賛するもの。今回のテーマは「東南アジアの日本語教育の役割~グローバル人材育成とつながるネットワーク~」で、東南アジアにおける日本語教育の現状と課題、今後の可能性について考える。
19日のシンポジウムでは、JASSOの米川英樹理事と大阪大学の中田一志教授による基調講演のほか、タイ、インドネシア、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、カンボジア、ベトナムなど9か国の代表者による自国の日本語教育に関するパネルディスカッション、日本の文化・文学・日本語に関する研究発表、カリフォルニア大学サンディエゴ校の當作靖彦教授による統括講演などが行われる。
20日には、東南アジア8か国の学生による日本語コミュニケーションコンテスト「日本語トーク」も行われる。東南アジアを対象とした日本語コンテストの開催は、ベトナムの国立大学として今回が初の試み。同コンテストは、より実践的な発表の機会を学生に提供すると共に、グローバル人材発掘の場になることを目的としている。会場は、同市1区ベンタイン劇場(6 Mac Dinh Chi St., Dist.1)。
シンポジウムへの参加申し込みは、氏名、所属、懇親会(会費40万VND=約2300円)参加有無を明記の上、メールにて<VJIC2015@hcmup.edu.vn>宛てに連絡を。申し込み締め切りは9月15日(火)。なお、18日の事前講演会開催に当たり、日本人学生ボランティアを募集している。ボランティアに関する問い合わせは、吉川<yshunzo@gmail.com>まで。
シンポジウムの詳細は、下記URLを参照。(日本語、ベトナム語)
http://vjic2015.hcmup.edu.vn/