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映画「578」、アカデミー賞「国際長編映画賞」ベトナム代表に
2022/10/01 10:11 JST更新
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2022年5月公開のベトナム映画「578: Phat Dan Cua Ke Dien」が、第95回アカデミー賞「国際長編映画賞」ノミネート候補作品のベトナム代表に選ばれた。
同部門の日本代表は早川千絵監督作の「PLAN 75」。
ルオン・ディン・ズン監督の「578: Phat Dan Cua Ke Dien」は、2018年の「ミス・ユニバース」でベトナム代表として過去最高のトップ5入賞を果たしたヘン・ニーが出演し話題となったアクション映画。制作費は600億VND(約4億1000万円)。
アカデミー賞「国際長編映画賞」ノミネート発表は2023年1月24日で、アカデミー賞授賞式は2023年3月12日に行われる(いずれも米国現地時間)。
なお、第94回アカデミー賞のベトナム代表作品は、新型コロナ禍の公開だったにもかかわらず
ベトナム映画の歴代興行収入ランキングのトップに躍り出た、2021年3月公開の「Bo Gia(英題:Dad, I’m Sorry)」。
第93回は、2019年12月に公開されたビクター・ブー(Victor Vu)監督作の「
Mat Biec(原作邦題:つぶらな瞳)」。同作品は第22回ベトナム映画祭で長編映画部門の最優秀作品賞にあたる「ゴールデンロータス賞(Bong Sen Vang)」に輝いた。
第92回では
ゴ・タイン・バン(Ngo Thanh Van)主演・プロデュースの「
ハイ・フォン(原題:Hai Phuong、英題:Furie)」(2019年2月公開)が、第91回では同じくゴ・タイン・バンが主演・プロデュースする「
サイゴン・クチュール(仕立て屋 サイゴンを生きる、原題:Co Ba Sai Gon、英題:The Tailor)」(2017年11月公開)が「外国語映画賞(第92回から国際長編映画賞に名称変更)」のノミネート候補に選ばれたが、いずれも本選へのノミネートを逃した。
過去に本選にノミネートされたベトナム映画は、トラン・アン・ユン(Tran Anh Hung=チャン・アイン・フン)監督作の「
青いパパイヤの香り(原題:Mui Du Du Xanh、英題:The Scent of Green Papaya)」(1993年公開)の1本のみに留まっている。
[Tuoi Tre 20:18 28/09/2022, A]
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