日本アニメ風タッチで描くベトナムのランドマーク連作が話題に [エンタメ]

（C）To Quoc

　ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で最近、幼少期から日本の漫画やアニメに影響を受けたという若手クリエイターのグエン・クアン・ティンさん(男性)が描く絵画シリーズ「Beautiful Vietnam」が話題を集めている。

　これは、日本アニメ風タッチでベトナム各地のランドマークを描く連作。絵画シリーズでは、これまでにベトナムの有名な場所・建築物を描いた5枚の絵画を発表している。

◇南中部高原地方ラムドン省ダラット市の「Quang truong Lam Vien」

◇南中部高原地方ラムドン省バオラム郡ロクタイン村(xa Loc Thanh, huyen Bao Lam)の「Linh Quy Phap An」

◇南中部沿岸地方フーイエン省トゥイホア市の「Thap Nghinh Phong」

◇南中部沿岸地方カインホア省ニャチャン市の「Thap Tram Huong」

◇南中部高原地方コントゥム省コントゥム市の「Nha tho go Kon Tum」

　繊細かつ柔らかなタッチで描かれた作品群は、同じく日本の漫画やアニメで育ったベトナムの若い世代に広く受け入れられており、好評を得ている。

　ティンさんは、今後も絵画シリーズの制作を続ける方針。まずは北中部地方トゥアティエン・フエ省と東北部地方ハザン省をテーマに描く予定だという。

　ティンさんは「旅と絵をテーマに全国の省・市の絵を描きたい」と述べた。なお、ティンさんは、これまでに「進撃の巨人」や「Dr.STONE」、「グラップラー刃牙」、「甲鉄城のカバネリ」などの日本のアニメ作品で絵を描いている。

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