[エンタメ]
国民的音楽家チン・コン・ソンの映画「Em Va Trinh」、6月17日公開
2022/05/25 14:46 JST更新
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ベトナムの国民的音楽家で2001年4月1日に亡くなった故チン・コン・ソン(Trinh Cong Son)の人生と音楽をテーマにした映画「Em Va Trinh(わたしとチン)」が、6月17日に公開される。
公開に先立ち、このほどショーケースが開催され、豪華キャストらが勢ぞろいした。同作品にはユーチューブ(YouTube)チャンネル「
aNcari Room」で人気の日本人女性、中谷あかりさんも出演している。
ショーケースでは公式ポスターも発表され、数々の撮影裏話も披露された。
映画は、「
ベトナムの怪しい彼女(Em La Ba Noi Cua Anh)」(2015年)や「
昨日からの少女(Co Gai Den Tu Hom Qua)」(2017年)を手掛けたファン・ザー・ニャット・リン(Phan Gia Nhat Linh)氏が監督、「
超人X.(Sieu Nhan X)」(2015年)や「
ベトナムを懐う(Da Co Hoai Lang)」(2017年)、「
輝ける日々に (『サニー』ベトナム版)(Thang Nam Ruc Ro)」(2018年)の監督であるグエン・クアン・ズン(Nguyen Quang Dung)氏がプロデューサーを務める。
制作期間5年、撮影期間65日、制作費500億VND(約2億7600万円)、メインキャスト40人、エキストラ3000人、衣装は1000着を超える。さらに1960年から1990年までの時代と、ソン氏が育った北中部地方トゥアティエン・フエ省からホーチミン市までの地域を描き出している。
ソン氏の妹で遺族代表のチン・ビン・チンさんはショーケースでスピーチし、映画の予告編を鑑賞した後の家族の思いを語りながら涙を流した。家族の誰もがソン氏を恋しがり、涙したという。
[Thanh Nien 20:34 18/05/2022, A]
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