ベトナムでネトフリ映画「A Tourist’s Guide to Love」撮影へ、ベトナム人キャストも出演 [エンタメ]

　映像ストリーミングサービス「ネットフリックス(Netflix)」はこのほど、映画「A Tourist’s Guide to Love」が間もなくクランクインすると発表した。同作品では、国際的なスターとベトナムの俳優陣が共演する。

　これは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界的に大流行して以来、ベトナムで撮影される最初の外国映画となる。

　「A Tourist’s Guide to Love」は、観光業に携わる女性が主人公。思いがけず恋人と別れた主人公は、ベトナムの観光業について調査するプロジェクトの任務を受け、現地に赴く。彼女はベトナム人のツアーガイドと共に、常識を外れた人生と愛を探し求めてツアーバスの行き先を変え、その旅の中でロマンスや冒険を経験する。

　脚本はベトナム系米国人のエーレン・ドナヒュー(Eirene Donohue)が手掛ける。今回の作品は、彼女自身のルーツを探る旅からインスピレーションを得ている。また、スティーブン・ツチダ(Steven Tsuchida)監督がメガホンを取る。

　キャストは、同作品のプロデューサーも務めるレイチェル・リー・クック(Rachel Leigh Cook)、ベトナム系米国人のスコット・リー(Scott Ly)、ベトナムの女優チュック・チャン(Truc Tran)、優秀アーティストのレ・ティエン(Le Thien)など。このほか、200人を超える現地の人々が撮影に参加する。

　同作品は4月にクランクインし、◇ホーチミン市、◇南中部沿岸地方ダナン市、◇南中部沿岸地方クアンナム省ホイアン市、◇東北部地方ハザン省、◇ハノイ市の5省・市で撮影が行われる予定。

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