BTSの韓国語教材、ベトナムの2大学で導入へ [エンタメ]

　韓国の男性ヒップホップグループのBTS(防弾少年団)が所属するビッグヒット・エンターテインメント(Big Hit Entertainment)傘下で教育事業を手掛けるビッグヒット・エデュ(Big Hit Edu)はこのほど、韓国国際交流財団(Korea Foundation)および韓国外国語大学校(HUFS)と業務提携契約を締結し、ベトナムを含む海外での韓国語教育事業に乗り出した。

　提携により、今年の秋学期から、ベトナム、米国、フランス、エジプトなどの海外の大学に、BTSが登場する韓国語教材「Learn! Korean with BTS」を導入する。ベトナム国内では、ハノイ市にあるハノイ国家大学外国語大学(ULIS)とタンロン大学(Thang Long University)がこの教材を導入するという。

　「Learn! KOREAN with BTS」は、BTSの出演番組である「Run BTS!」「Bagtan Bomb」「BTS Episode」のシーンを再編集したもので、BTSメンバーがよく使っている表現などを通じて、外国人が韓国語の基本表現や韓国文化を学べる形となっている。

　「Learn! KOREAN with BTS」は韓国外国語大学校の研究チームが編集に携わっており、ファンコミュニティプラットフォーム「ウィバース(Weverse)」でも配信されている。8月24日には書籍版も発売される。

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