VIETJO - ベトナムニュース 印刷する | ウィンドウを閉じる
[エンタメ]

韓国映画「半島」、ベトナムでも大ヒット 「パラサイト」抜く

2020/08/08 06:10 JST更新

(C) baomoi
(C) baomoi
 2020年7月公開の韓国映画「半島(英題:Peninsula、越題:Ban Dao Peninsula)」が、ベトナムでも大ヒットを飛ばしている。

 ベトナム国内での興行収入は830億VND(約3億8000万円)に達し、2019年公開の「パラサイト 半地下の家族(英題:Parasite、越題:Ky Sinh Trung)」の735億VND(約3億3900万円、通常版と白黒版の合計)を抜き、ベトナム国内における韓国映画の興行収入でトップに立った。

 「半島」は韓国で2016年7月(日本では2017年9月)に公開された韓国映画「新感染 ファイナル・エクスプレス(英題:Train to Busan、越題:Chuyen Tau Sinh Tu)」の4年後を舞台としたゾンビ映画。ベトナムでは7月24日公開で、同月17日から先行上映が行われた。

 ベトナムでは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で3月から5月にかけて全国的に映画館が臨時休業を余儀なくされたが、「半島」の公開時は通常営業に戻っており、さらに新型コロナ第2波襲来前だったこともあり、好調な滑り出しとなった。

 「半島」と「パラサイト 半地下の家族」のほかにベトナムで興行収入が高かった韓国映画は以下の通り。

◇「ロマン(英題:Romang、越題:Dieu Ba Me Khong Ke)」:340億VND(約1億5700万円)
◇「新感染 ファイナル・エクスプレス」:300億VND(約1億3800万円)
◇「EXIT イグジット(英題:Exit、越題:Loi Thoat Tren Khong)」:200億VND(約9200万円)
◇「Intruder(越題:Ke Xam Nhap)」:140億VND(約6450万円)

 なお、新型コロナの感染拡大に伴い、7日の時点で南中部沿岸地方ダナン市をはじめとする一部の省・市では映画館を臨時休業としているが、ハノイ市とホーチミン市では引き続き営業しており、「半島」も上映中だ。 

[Tuoi Tre 12:47 07/08/2020, A]
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved.


このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。

印刷する | ウィンドウを閉じる