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第21回ベトナム映画祭が閉幕、最優秀作品賞は「ソン・ランの響き」
2019/11/30 06:05 JST更新
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東南部地方バリア・ブンタウ省で27日、第21回ベトナム映画祭の閉幕式が開催された。ベトナム映画祭は11月23日から27日まで開かれ、開幕式と閉幕式はベトナム国営テレビ局(VTV)とバリア・ブンタウ省ラジオ・テレビ局で生中継された。
映画祭は「長編映画部門」「資料映画部門」「科学映画部門」「アニメ映画部門」の4部門があり、長編映画部門に16作品、資料映画部門に29作品、科学映画部門に9作品、アニメ映画部門に20作品が出品された。
今回の映画祭の長編映画部門では、レオン・クアン・レ(Leon Quang Le)監督が手掛けた2018年8月公開の「
ソン・ランの響き(Song Lang)」が、最優秀作品賞にあたる「ゴールデンロータス賞(Bong Sen Vang)」に輝いた。
また、レオン・クアン・レ監督が監督賞を、アイザック(Issac)が助演男優賞を受賞した。同作品は2018年の「第31回東京国際映画祭(TIFF)」でも上映され、主演のリエン・ビン・ファット(Lien Binh Phat)が「東京ジェムストーン賞」を受賞。2020年2月には新宿K’s cinema(ケイズシネマ)で公開される予定だ。
「シルバーロータス賞(Bong Sen Bac)」は、「
Cua Lai Vo Bau」(2019年2月公開)、「
ハイ・フォン(Hai Phuong)」(2019年2月公開)、「Truyen Thuyet Ve Quan Tien(The Legend of Quan Tien)」(2019年11月公開)の3本だった。
「Cua Lai Vo Bau」は、ドアン・ニャット・チュン(Doan Nhat Trung)監督が脚本賞を、チャン・タイン(Tran Thanh)が主演男優賞を受賞。また「ハイ・フォン」は、主演の
ゴ・タイン・バンの娘役のマイ・カット・ビー(Mai Cat Vi)が助演女優賞に輝いた。
ベトナム映画祭は文化スポーツ観光省と同省傘下の映画局が2年に1回開催するもの。1970年に第1回が開かれ、2019年で21回目を迎えた。次回の第22回は2021年に北中部地方トゥアティエン・フエ省で開催される。
[VOV 07:01 28/11/2019 / Vietnam+ 10:16 28/11/2019, A]
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