[エンタメ]
ベトナム映画「第三夫人と髪飾り」、日本公開で予告編解禁
2019/07/24 16:30 JST更新
© copyright Mayfair Pictures. |
ベトナム映画「
第三夫人と髪飾り(越題:Vo Ba、英題:The Third Wife)」が、10月11日(金)より、東京都渋谷区のBunkamuraル・シネマほかで全国順次ロードショーとなる。予告編とポスターが24日に解禁された。
「第三夫人と髪飾り」は、世界の巨匠たちがその才能を絶賛する1985年生まれの女性監督、アッシュ・メイフェア(Ash Mayfair)のデビュー作。初監督作とは思えないその確かな演出手腕が評価され、数々の映画賞に輝いている。
同作品は、「
青いパパイヤの香り」や「
夏至」などを手掛けたトラン・アン・ユン(Tran Anh Hung)が美術監修を務め、「ブラック・クランズマン」などのスパイク・リー(Spike Lee)が資金援助するなど、巨匠たちのバックアップを得て作られた。
アッシュ・メイフェア監督の曾祖母の実話をもとに、世界複合遺産にも登録されたベトナム北部の秘境・紅河デルタ地方ニンビン省チャンアンを舞台に、絹の里の富豪の第三夫人として14歳で嫁いでくる主人公メイと、彼女を取り巻く愛憎、悲しみ、希望を、美しく官能的に描いた作品だ。
ベトナムでは5月17日に公開されたが、撮影当時13歳だった「第三夫人」役のグエン・フオン・チャー・ミーが作中でラブシーンを演じたことが物議を醸し、わずか4日で上映中止となった。海外では各国の映画祭などで上映され、国際的なメディアや映画評論家からも高い評価を受けてきた。
【あらすじ】
19世紀のベトナム北部。14歳のメイはその地を治める富豪のもとに、三番目の妻として嫁いでくる。一族が暮らす大邸宅には、唯一の息子を産んだ穏やかな第一夫人、3人の娘を持つ美しく魅惑的な第二夫人がいた。まだ無邪気だったメイは、この家では世継ぎとなる男の子を産んでこそ奥様になれることを知る。そして妊娠。出産に向けて季節が流れる中、第一夫人も妊娠していることが発覚。時を同じくしてメイは、第一夫人のひとり息子ソンと、第二夫人のある秘密を知ってしまう―――。
【予告編】
[2019年7月24日 ベトジョーニュース A]
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