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[エンタメ]

全盲のピアニスト辻井伸行さん、ベトナムで初リサイタル

2013/06/18 15:32 JST更新

(C)  Vietnamnet, 辻井伸行さん
(C) Vietnamnet, 辻井伸行さん
 日越友好年(日越国交樹立40周年)の記念行事の一環として、全盲のピアニスト辻井伸行さんのリサイタルがベトナムで初めて開催される。6月19日にハノイ市で、21日にホーチミン市で行われ、ハノイ市でのリサイタルの録画映像が22日と29日にベトナムテレビ(VTV)で放映される予定だ。17日付ベトナムネットなどが報じた。  辻井さんは2009年に米テキサス州で開催されたヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで、日本人として初めて優勝した。47年の歴史がある同コンクールで全盲のピアニストが優勝したのは初めて。その後、世界各国で演奏活動を続け成功を収めている。  辻井さんは小眼球症で生まれながらの全盲だったが、幼少の頃からピアノの才能に目覚め、7歳で「全日本盲学生音楽コンクール」器楽部門ピアノの部で優勝。12歳でソロ・リサイタル・デビューを果たした。2005年にはポーランドで行われた「ショパン国際ピアノ・コンクール」に参加し「批評家賞」を受賞した。  ベトナムでのリサイタルでは、ドビュッシーとショパンの作品を演奏する予定。辻井さんは「ドビュッシー、ショパン、それにベートーベンが自分の好きな作曲家」と話している。 ※最終更新:2013年6月19日10:55JST 

[Vietnamnet,17/06/2013 08:29 GMT+7,O]
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