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[エンタメ]

映画の濡れ場シーンは芸術のためか関心引くためか

2011/07/23 07:21 JST更新

 ベトナムではポルノ映画は今も御法度だが、一般映画の中の性描写にはやはり関心が高い。映画の性描写は「芸術のため」が建前になっているが、いわゆる「濡れ場」シーンで観客の関心を引いて興行収入を高めようとする場合が多い。19日グオイラオドン紙(電子版)が報じた。  公開前から話題になる映画のほとんどは濡れ場のある映画で、業界関係者なら誰でもその宣伝効果を認めざるを得ない。ハー・ソン監督の映画「中尉」は3年前に完成しているが、まだ公開の目処が立っていない。しかしこの映画の性描写の話題が先行し、人々はこの映画がどんな話か、撮影にどんな苦労があったかは知らなくても、主演女優がどの程度まで肌を露出したのかは既によく知っている。  一方、日本でも公開されたブイ・タック・チュエン監督の映画「癒された地」にもいくぶん濡れ場シーンはあったが、宣伝には利用されなかった。この映画は国内の映画祭で最優秀監督賞や脚本賞などを受賞して高い評価を受けた。観客は確かに濡れ場に興味を持っているが、観客を釣る目的が見え見えの場合は容赦なく批判する。結局、濡れ場のあるなしは作品の質には関係ないようだ。  

[Nguoi lao dong online, 19/07/2011 22:41, O]
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