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機動戦士ガンダムシリーズのアニメ映画「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」が6月3日からベトナム全国の映画館で上映を開始する。日本でも同日に上映が始まるため、日越同時公開となる。ベトナムではC13(13歳未満鑑賞禁止)となっている。
同作品は1979年から放送された機動戦士ガンダムのテレビシリーズの第15話「ククルス・ドアンの島」をリメイクした劇場用アニメ映画。監督は漫画「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」を手掛ける安彦良和氏が務める。
物語は、主人公のアムロ・レイが敵対するジオン軍の脱走兵ドアンとの交流を通じて、戦争の哀愁を描くというもの。長い1年戦争を描いたテレビシーズにおいては異色のエピソードであり、ファンの間では作画崩壊した回として有名だった。
「ククルス・ドアンの島」のエピソードに登場するもう一人の主人公ククルス・ドアンは、戦争で人を殺したことで心的外傷を負った脱走兵。テレビシーズが放送された当時は、ベトナム戦争が終結してから間もない時代で、同エピソードはベトナム戦争に影響を受けたストーリーとされている。
キャッチコピーは「ガンダム、再び大地に立つ」「おかえり、ホワイトベース隊」「ガンダムよ、このザクを倒せるか。」
アムロとドアンを中心に物語が描かれるが、ブライト・ノアやセイラ・マス、カイ・シデンなどホワイトベースの面子に加え、敵対するジオン公国のシャア・アズナブルやマ・クベ、新キャラクターのサザンクロス隊といった面々も登場する。
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