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「ベトナムジュエリークイーンコンテスト2019」開催委員会はハノイ市で5日に記者会見を開き、同コンテストについて紹介するとともに、決勝大会のステージ上で従来のようなビキニ審査を行わないことを明らかにした。
同コンテストの指導委員会委員長でベトナム貴石宝石美術協会会長であるレ・ゴック・ズン氏は、「ステージ上でのビキニ審査を行わないのは、世界の大きな美人コンテストでも一般的な傾向であり、ベトナムもこの傾向に従うべき」とし、ミスコン決勝大会におけるビキニ審査の伝統を放棄する初めての団体になることを決めたと述べた。
同コンテストでは決勝大会のステージ上でのビキニ審査を行わない代わりに、「海の美人」という副賞を設ける。この副賞の審査にあたっては、ビーチで水着ショーを行い、その様子を撮影した映像を決勝大会で流すという。
また、今回のコンテストからは、2017年の開催時のように優勝者が王冠を恒久的に所有することができなくなり、2年間の所有の期限が設けられる。これは、王冠を優勝者に恒久的に与えると優勝者への賞金総額が37億VND(約1740万円)と高額になるため。今後は新たな優勝者が王冠を引き継いでいくことになる。
今年で9回目となる「ベトナムジュエリークイーンコンテスト」は、18~27歳の未婚かつ子供のいない、整形をしていない女性を対象に審査が行われる。他の美人コンテストのような一般的な基準に加えて、ジュエリー分野に精通していることも求められる。
「ベトナムジュエリークイーンコンテスト2019」の決勝大会は、10月19日にメコンデルタ地方キエンザン省フーコック島で開催される。