メトロ1号線、ドンナイ省延伸案の投資総額1730億円 [経済]

　東南部地方ドンナイ省人民委員会は3日、ホーチミン市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン～スオイティエン間)を東南部地方ドンナイ省まで延伸する計画について協議した。

　交通運輸省傘下の南部交通運輸設計コンサルタント総公社(TEDI South)の提案によると、延伸区間の総延長は約21kmで、全13駅と車両基地(デポ)1か所で構成される。起点はメトロ1号線のスオイティエン駅、終点はドンナイ省チャンボム郡ホーナイ3村のデポとなる。

　このうち、第1区間(1.8km)はスオイティエン駅からS0駅(東南部地方ビンズオン省ジーアン市)までの区間で、ビンズオン省が主導する。第2区間(約19km)はS0駅からホーナイ3村のデポまでの区間で、ドンナイ省が担当する。

　ドンナイ省を通過する区間の総投資額は約30兆VND(約1730億円)の見込み。原資について、TEDI Southは省予算、国家予算、日本の政府開発援助(ODA)で賄うことを提案した。

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