ビンファスト、25年下半期にインドでEV2車種を発売 [経済]

（C）Tuoi Tre Thu Do

　地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)傘下の電気自動車(EV)メーカーであるビンファスト(VinFast)は2025年下半期(7～12月)に、インドでスポーツ用多目的車(SUV)「VF 6」と「VF 7」の2車種を発売する。

　これは1月17日～22日にインド・ニューデリーで開催中のインド最大級のモビリティショー「Bharat Mobility Global Expo 2025」で明らかにされたもの。

　同社は今回のモビリティショーに、小型SUVの「VF 3」、「VF e34」、「VF 6」、「VF 7」、「VF 8」、「VF 9」、新型EVコンセプトカー「VFワイルド(VF Wild)」のEV7車種を出展。このほか、電動バイクの「Evo200」、「Klara S」、「Feliz S」、「Vento S」、「Theon S」5車種と電動自転車「VF DrgnFly」も出展している。

　同社は2024年2月、インドのタミルナドゥ州トゥートゥクディ市でEV・バッテリー生産工場を着工。同工場はタミルナドゥ州産業振興公社(SIPCOT)が運営する工業団地内にある面積160haの用地に建設され、年産能力は15万台の予定。第1期の投資総額は5億USD(約780億円)、工期は5年間となっている。

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