VIETJO - ベトナムニュース 印刷する | ウィンドウを閉じる
[経済]

ベトナムと韓国の化学企業が合弁設立、有機殺菌剤の販売拡大へ

2024/12/23 13:36 JST更新

イメージ画像
イメージ画像
 韓国のバイオ企業であるエコバイオホールディングス(EcoBio Holdings)はこのほど、薬品などを製造するベトナムのハロン・アグロケム(Ha Long Agrochem)との間で、合弁会社の設立に向けた契約を締結した。

 これによりエコバイオホールディングスは、自社開発した農業化学品を原料とした農業用有機殺菌剤をベトナムで販売する。

 この農業化学品は農薬や化学肥料に代わって使用でき、植物の免疫力を向上させる効果を持つ。硫化水素を代謝物質として使用した硫黄酸化細菌を用いて生産するため、環境に優しいという。防カビ・防虫効果があるほか、弱アルカリ性で他の薬品と混ぜることが可能といった特徴で、有機農業において活用できる。

 これまでにも同社はベトナムでの販売許可を得ていたが、今後は合弁会社を通じての独占供給となるため、販売量をさらに拡大する計画だ。

 エコバイオホールディングスのソン・ヒョスン会長は「合弁会社を通じて、ベトナムだけでなくタイやインドネシアなど東南アジアで急成長している市場を開拓していく」と述べた。 

[毎日経済新聞 17:40 16/12/2024, S]
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved.


このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。

印刷する | ウィンドウを閉じる