地場ソフトウェア開発と韓国系ECが提携、韓国商品ECサイト開発へ [経済]

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　ベトナムで韓国商品の電子商取引(eコマース＝EC)サイト「DDM24」を運営する韓国系のドンデムン24(Dongdaemun24)は27日、ベトナムのソフトウェア開発会社であるシステマティック・ファンクションズ(Systematic Functions)との間で業務提携契約を締結した。

　これにより両社は、1500万USD(約22億7000万円)を投資し、人工知能(AI)やビッグデータ技術による商品管理機能などを取り入れた韓国商品ECサイト「コリアンベイ」を開発する。ドンデムン24は同サイトを「米アマゾン(Amazon)のようなサイトとし、両国の交易拡大に寄与したい」と述べている。

　システマティック・ファンクションはこれまで、教育や外食などのアプリを提供することで収集した情報を、データベースに集約してきた。「コリアンベイ」ではこれを基に新たな需要を発掘し、顧客管理を支援できると見込んでいる。

　システマティック・ファンクションズは「韓国の製造・輸出企業と共に効率的な販売モデルを構築していく。同事業により、今後数年間で当社の成長率を2倍にすることを目指す」と述べている。

　これと関連しドンデムン24は食品や日用品、子ども用品など様々な韓国商品を、「DDM24」を通じて販売している。中でも粉ミルクなどの人気商品は、韓国メーカーと共に独自に開発して販売も手掛けている。

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