シンガポール企業、ビンディン省にインスタントコーヒー工場建設へ [経済]

　シンガポールのフューチャー・エンタープライジズ(Future Enterprises)はこのほど、南中部沿岸地方ビンディン省バンカイン郡のベカメックスVSIPビンディン工業団地におけるインスタントコーヒー工場建設案件の投資証明書を受領した。投資総額は2兆VND(約116億円)。

　用地面積は7万1000m2余りで、年間5400tのフリーズドライのインスタントコーヒーを製造・輸出する。

　同案件は3期に分けて実施し、第1期では2025年2月までに投資手続きを完了する。第2期では2025年3月から2027年3月にかけて工場やオフィスなどを建設する。第3期では2027年4月から2028年1月にかけて機械の設置や設備の準備を進め、工場の稼働を開始する。

　この工場は、輸出用コーヒーの製造を促進するだけでなく、雇用創出や地域の経済発展にも貢献するものと期待されている。

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