VIETJO - ベトナムニュース 印刷する | ウィンドウを閉じる
[経済]

ベトナム航空、中国産旅客機導入を検討 機材不足で

2024/06/27 18:08 JST更新

(C) ベトナム航空日本支社
(C) ベトナム航空日本支社
 ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)は、エンジン点検により深刻な航空機不足に陥っており、中国の商用飛機(COMAC)が製造した旅客機「C919」の購入を検討している。

 世界大手航空機エンジンメーカー3社の一つであるプラット・アンド・ホイットニー(Pratt & Whitney)がエアバスA321/A320NEO型機に搭載されているエンジンの回収・点検を行っていることが、世界中の航空会社に影響を及ぼしている。

 HVNはリコール対象の11機を運航停止しており、今年末までに別の6機も対象となる。さらに、エアバス(Airbus)とボーイング(Boeing)に機材を注文したとしても、早くて2030年の引き渡しとなることも課題となっている。

 同社は打開策として、中国産旅客機の導入を検討するほか、エアバスA321CEO型機6機の売却を延期した。

 同社が定時株主総会で承認した2024年業績目標は、売上高が前年比+13.6%増の105兆9460億VND(約6700億円)となり過去最高に、税引後利益が前年の赤字から4兆2330億VND(約266億円)の黒字転換に設定されている。 

[Nguoi Quan Sat 11:46 27/06/2024, A]
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved.


このサイトにおける情報やその他のデータは、あくまでも利用者の私的利用のみのために提供されているものであって、取引など商用目的のために提供されているものではありません。弊サイトは、こうした情報やデータの誤謬や遅延、或いは、こうした情報やデータに依拠してなされた如何なる行為についても、何らの責任も負うものではありません。

印刷する | ウィンドウを閉じる