越米経済対話を初開催、半導体エコシステム構築など議論 [経済]

　米国ワシントンD.C.で現地時間25日、グエン・チー・ズン計画投資相とホセ・フェルナンデス米国務次官(経済成長・エネルギー・環境担当)の共催のもと、第1回ベトナム米国経済対話会議が開催された。経済、貿易、投資協力の促進を目的とする越米経済対話の開催はこれが初めて。

　双方は、以下の5つの分野で具体的な解決策を模索すべく議論した。

1．半導体エコシステムの構築に向けた協力枠組みの確立
2．主要鉱物・エネルギーに関する協力
3．ビジネス環境に関する協力
4．質の高い戦略的投資・輸出管理の誘致・維持の促進
5．主要な情報技術インフラ・ネットワークセキュリティに関する協力

　対話会議で双方は、特に半導体エコシステムに関連した議題で具体的な成果を上げ、実施の促進に向けた具体的な解決策について合意した。

　なお、双方は2025年にハノイ市で第2回対話会議を開催することで一致した。

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