ロシアの国営放送「ボイス・オブ・ロシア(ロシアの声)」によると、ロシアのチタン生産企業「VSMPO-AVISMA」とベトナム石炭鉱産グループ(ビナコミン)が、ベトナムで、鉱産物加工の合弁企業を設立する。29日付ベトナムプラスが報じた。
合弁会社は東南部ビントゥアン省で設立される。資本金は2億5000万ドル(約205億円)で、出資比率は現在、調整中だという。この間にビナコミンは、鉱山開拓の許可証など必要な資料を揃える方針。
VSMPO-AVISMAは世界最大級のチタン生産企業の一つで、売上げの80%をチタン製品が占めている。同社は米ボーイング社や仏エアバス社など世界大手企業との取引がある。