サイゴン投資グループ(SGI)傘下のサイゴン・クイニョン鉱産株式会社(SQC)は24日、南中部ビンディン省フーミー郡でチタン精錬工場(第1期分)の操業を開始した。総投資額は1兆ドン(約53億円)で、第1期分の投資額は5000億ドン(約27億円)。
第1期では、2基の精錬炉で国内最高の純度93%のチタンを年間2万4000トン精錬する。第2期では3基の精錬炉を追加投資し、年間生産量を6万トンに引き上げる。第2期工事完了後には約500人の従業員を雇用する予定。
SQCでは今後、同工場で酸化チタンや酸化チタン合金の生産も行う計画。