政府査察部が先ごろ、南中部クアンガイ省ズンクアット経済区の土地使用・管理状況の調査を行ったところ、整地作業完了後に投資申請通りに建設作業が展開されず、大幅に遅延している案件が数十件に上ることが分かった。これらの停滞案件は広大な敷地を占有しているため、新規投資にも影響が及んでいる。中には、土地賃貸期間を超過しているにも関わらず、国に土地を返却せず他企業に転売・転貸する企業もあるという。
この結果を受け同省人民委員会は、違反企業に対して総額2億1200万ドン(約160万円)の罰金を科すと共に、違法に占有されている総面積にして100万平米以上の土地を回収する方針を固めた。