[コラム]
【第2回】ホーチミンでの駐在員の住まい(後編)
2015/04/07 18:42 JST更新
皆様、こんにちは!!
エヌアセットベトナムの西村です。
約3か月振りの記事更新となりますが、早速前回 「ホーチミンでの駐在員の住まい(前編)」 の続きをお届けします。
前回はベトナムの賃貸住居物件についての大まかな区分と、その中のサービスアパートメントとコンドミニアムについて解説をさせて頂きました。
大まかな区分は以下のとおりです。
1. サービスアパートメント :
法人が貸主で、建物の運営管理も行うタイプ
2. コンドミニアム(分譲マンション賃貸) :
個人が貸主で、法人が建物の運営管理をするタイプ
3. アパートメント(部屋貸し物件を含む) :
個人が貸主で、個人が建物の運営管理をするタイプ
第2回では、3.の『 アパートメント(部屋貸し物件を含む) 』について解説をさせて頂きます。
住居コストを抑えられるアパートメント
アパートメントは一般的には全10部屋程度かそれ以下の小規模なタイプが大半を占めます。賃料単価が最も割安なので、住居コストを極力抑えたい法人や駐在員の方に選ばれています。
基本的な間取りとしては1ルームタイプが多く、大半が床面積15~25?程度になります。
室内の付帯設備(キッチンの有無やバスタブの有無など)は各物件によって異なりますが、ソフト面のサービス内容としては、サービスアパートメントに近く、室内清掃や洗濯、ベッドメイキングが入るケースが大半です。
但し、お世辞にもサービス内容の質が高いとは言えないため、賃料相応のサービスであることを理解して頂いた上で利用して頂く必要があります。
一例でいうと、洗濯物の紛失や取り違え(他の入居者のものが混ざる)などは日常茶飯事で、貸主が居住しているケースでは門限が決まっていることもあるため、その点も注意が必要です。
サービスアパートメントと同様に短期契約が行える為、サービス状況や周囲を確認された上で、長期契約に切り替えることも可能です。特にこの手のタイプは、貸主の入居後の対応を良く見極め、コミュニケーションが上手く取れない貸主や、入居後の対応に不満がある場合には転居をお勧め致します。
どんなところにアパートメントがあるのか
アパートメントのタイプでは、18A/B Nguyen Thi Minh Khai(グエンティーミンカイ)通りや、Le Thanh Ton(レタントン)通り(日本人街)のヘム(路地)を入ったところにある物件が日本人には有名で、良く選ばれています。おおよその相場は300~600USD程度となっています。
グエンティーミンカイ通りのアパートメント
次回は、具体的な部屋を借りるときの手続き(手順)について解説させて頂きます!
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