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ダナンの淀川長春こと佐井 です。
「それではみなさん、さよなら、さよなら、さよなら」
デジャブのあるこのセリフですが、ついに3年7ヶ月のベトナム駐在生活を終え、日本に帰ることになりました。
3年7ヶ月前、海外志向が皆無で、鎖国主義の佐井は、「僕、海外で働きたいです!!」と言っている人を見ると「カッコつけて中身がない奴なんだなぁ。」と勝手に決めつける、かなりの偏見を持った人間でした。
もちろん自分のベトナム駐在も、当初はかなり嫌で、不安だらけでした。
・・・が、住めば都というか、多くの仲間の支えもあり、とても楽しく過ごすことができました。
思えば、大学を卒業してからというもの、職場以外でなかなか友達ができる機会は少なくなっていました。
しかし、ベトナムに来て、住み慣れない土地で色々な人に頼ることも多くなり、そんな中でたくさんの新しい仲間と巡り合うことができました。
ホーチミンに2年9ヶ月、ダナンに10ヶ月、合計3年7ヶ月のベトナム生活で、たくさんの仲間に助けられ、楽しく過ごすことができました。
このコラム 「豚が如く」 も、たくさんの仲間たちの支えがあり、ここまで書き続けることができました。
本当にありがたいことでした。
振り返ってみると、ベトナム生活は本当に楽しいものでした。
是非また戻ってきたいと思っています。
できれば近い将来に。
3年7ヶ月の駐在中にベトナムも色々なことが変わりました。
ホーチミンには、イオンモールや高島屋が進出し、日本にいるときと同じとまではいかないですが、色々な食材を手に入れることができるようになりました。
2016年7月高島屋オープン
日本食店も増え、デブのソウルフード「ラーメン」もかなりレベルが高いものを食べられるようになりました。
君が居てくれてありがとう
そして、たくさんの若者がホーチミンに住むようになりました。
一昔前、駐在員と言えば、基本的には大企業の部長クラスで40代の方が多いというイメージでしたが、ここ数年で、20代の駐在者がかなり増えてきています。
イイ男ら
ベンチャー企業の担当者だったり、新卒でいきなりベトナムの会社に就職する若者であったり、色々な可能性を追ってやってくる日本の若者が増えてきています。
また、ITの進化により、海外での生活自体も障壁は小さくなっています。
一昔前は、日本にいる家族との連絡には値段の高い国際電話が必要でしたが、今はLINEやSkype、無料のインターネット通話が可能です。
SNSで近況を共有することも簡単です。
日本でもしばらく会ったことがなかった友達がベトナムにやってくるということで、SNSでやり取りをして、10年ぶりぐらいに再会ということも何度かありました。
日本のニュースもインターネットですぐに入ってくるので、海外に住んでいても日本に住んでいるのと情報差はほとんどないと感じます。
そんな開国に向かう日本ですが、お隣韓国に比べると、海外進出のスピード感はまだまだ遅いです。
ホーチミンに住む日本人の数は約2万人と言われていますが、韓国人は10万人くらい住んでいるらしいです。
日本の人口の半分である韓国では、国内市場が小さいために、優秀で下剋上を狙う若者がどんどん東南アジアに進出しているようです。
彼らはベトナムでも、かなり大きな影響力を持つ集団になっています。
ちなみに、東南アジアで ファッションや音楽はすっかり韓国の影響が強くなっていて 、日本はかなり遅れを取ってしまっています。
もっとたくさんの日本の若者が、夢をもってベトナムに来れば良いのにと思う佐井です。
そのためにも、我々先人がベトナムに来やすい環境を整えることが重要かなぁと。
ベトジョーライフ のようなサイトが充実するといいなぁと感じる今日この頃です。
勿論、野望を持った日本のデブにもぜひぜひベトナムに大挙して来て欲しいなぁと。
ベトナム先住デブ代表取締役 として強く希望します。
という訳で、最後に僕の好きだった ベトナム料理トップ5 を発表して、 「豚が如く」 を締めさせてもらいます。
おなかをすかせたデブが、この情報につられてベトナムに来てくれることを期待します。
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