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[コラム]

【第17回】安宿No.1はどこだ?(1)<番外編>各地の宿代比較

2016/10/13 09:08 JST更新

シンチャオ、カックバン。
こんにちは、みなさん。
ハノイからホーチミンまでのバイク縦断やり遂げたD吉村です!
 
日本に帰って逆カルチャーショックにどっぷりハマっています。
コンビニでおにぎり売ってやがる!ってかコンビニがある!!
お金を入れたらジュースをくれるボックス(自動販売機のこと)って数多くね?
やべええ、飲み放題っていうのはなんて素晴らしいシステムなんだ!
みたいな。
どうやらベトナムでの1年間は、 僕を更なる田舎者にしたようです。
 
前回は、 いかに安く泊まるか<番外編>安宿交渉術 を紹介しました。
「縦断から時間が経った今さら、一体全体何を書こうってんだ」というご意見を頂くかもしれないですが、日本に帰ってから、ベトナム縦断についてまだまだネタがあるということに気づいたので、「コラムで紹介するしかねえ!」と燃えるような気持ちになったのです。
 
今回は、ベトナム縦断で北から南におよそ21省をバイクで走り回った経験をもとに、各地の安宿(nhà ngh?、ニャーギー、いわゆるゲストハウス)の値段と、それぞれの感想、そしてどこが一番安かったのかということを、複数回に分けて紹介していきたいと思います!
僕の独断と偏見がたっぷり入っていますが、みなさんどうか優しいまなざしで見守りください・・・。
明日にでも安宿に泊まらなくちゃいけない!っていう方にこの記事が参考になればうれしいです!
 
題して・・・

早速スタートしましょう!
 

<1日目>タイグエン省タイグエン市:0VND(0円)


まずは 東北部地方タイグエン省 の省都タイグエン市から。
>>記事はこちら→ 【第7回】ついに縦断開始!<1~2日目>ハノイ→タイグエン→ランソン
しょっぱなから価格の参考にならなくて申し訳ないですが、のこの日は「奇跡のカフェ」に泊まることができたので、 宿泊費タダ!
出発の朝にはフォーもごちそうしてくれました。
お兄さんお姉さん、何から何までお世話になりました!

泊めてくれたカフェのご主人フンさんご夫妻
晩御飯で使ったお金も、そんなに高くなかったと思います。
ビアホイ(ベトナムの格安ビール食堂)でビール2杯とチャーハンで腹いっぱい食べて、15万VND(700円)。
大満足でした!

大好きなチャーハン。これがあれば幸せ。
カフェの値段は場所にもよると思いますが、おおよそで、ミルク入りコーヒーが2万VND(93円)、ブラックコーヒーが1万5000VND(70円)くらいでした。

泊めてもらったカフェ
基本的に、タイグエン市での値段はハノイよりかは安かったと思います!
<僕が泊まらせてもらったカフェについて>

お店はこんな感じ。
壁に大きな絵が描かれているのが特徴的です。
お店にはきれいなお姉さんと、強面ですがとても優しいお兄さんがいます。
そして何よりコーヒーの味がとてもおいしかったです。
雨が降っていたので、冷え切っていた僕の心を温めてくれました。
皆さんも機会があれば、ぜひお立ち寄りください!
場所はここ周辺です↓(うろ覚えですいません・・・)

 

<2日目>ランソン省ランソン市:宿代15万VND(700円)


2日目は、 東北部地方ランソン省 の省都ランソン市。
>>記事はこちら→ 【第7回】ついに縦断開始!<1~2日目>ハノイ→タイグエン→ランソン
ここでも最初はカフェなどで交渉してみましたが、どこもダメで、結局安宿に宿泊。
1泊15万VND(700円)。
21日間、物価が高いホーチミン市を除きだいたい10万VND~15万VND(約470~700円)で宿泊していたので、比較的高い値段です。
旅を始めたばかりで交渉の経験が浅かったので、この価格で折れてしまいました。
でもね~、僕一人だけなのに、ベッドが二つある部屋だったんですよ。

スペース余りまくり
探せば他にもっと安くて1人向きの部屋があったのかもしれませんが、いい経験になりました。
晩御飯は前日と同じく、ビール&チャーハンで15万VND(約700円)。
カフェの値段もタイグエンと同じ感じです。

ランソン駅
ここは、中国と国境沿いに位置する町で、しかも山奥にあるので、日本人がよっぽど珍しい存在なのか、「日本人だ」といっても、最初は誰も信じてくれませんでした。

市場の肉屋さん
日本人なのに日本人であることをベトナム語でうまく説明できず、かなりもどかしい思いをしたことで、ベトナム語をもっと勉強しようと心に誓いました。
 

<3日目>クアンニン省ハロン市:宿代18万VND(840円)


3日目は、 東北部地方クアンニン省 の省都ハロン市です。
>>記事はこちら→ 【第8回】ベトナムでポケモン捕獲?<3~5日目>ランソン→クアンニン→ハイフォン→ニンビン→タインホア
21日間の中で、なんだかんだハロン市が一番お金を使ったと思います。僕が探した界隈や時間帯が価格が高くなる要因だったのかもしれませんが、平均宿泊料がかなり高かったです。
最初の4軒は、どこも20万VND(930円)。
ゲリラ豪雨に遭ってしまったこともあり、5軒目も20万VNDだったらその値段で妥協しようと思っていましたが、16万VND(750円)に!
即決でそこに泊まりました。
でも、翌朝、なぜか延滞料金を2万VND(93円)払わされてしまったので、実質宿泊代は18万VND(840円)・・・。
結局高かったです。

やはりハロン市は、ハロン湾周辺の豪華なホテルで豪勢に過ごすのが良いのかも?
 

<4日目>ニンビン省ニンビン市:宿代7万5000VND(350円)


4日目は、 紅河デルタ地方ニンビン省 の省都ニンビン市です。
この日は、ハイフォンで合流したベトナム人の友達と一緒に、3人で宿を探して宿泊。
さすがベトナム人! その友達と一緒じゃなかったら、15万VND(約700円)くらいの宿にフラ~っと入っていたことでしょう。
しかもその時に一緒に回ったベトナムの友達の一人は強者で、ベトナム各地を旅した経験が豊富。
その人にくっついて行ったわけですが、 びっくりしたのが、あるホテルのおっちゃんが15万VND(約700円)のところを10万VND(約470円)まで下げてくれたにもかかわらず、そこを蹴って次の宿に行ったこと です。
僕からすれば、前日15万VND(約700円)の宿に泊まっていたので、10万VND(約470円)でも十分安く思えたのですが、それよりも安い宿を探してくれた彼にはリスペクトです。
やっぱり 「この価格じゃないと折り合わない」という強い意志 が大切です。
彼のお陰で、これ以降の宿探しの値段交渉が楽しくなったかもしれません。
本当に彼の交渉の力量はケタ違いでした。
ニンビンで安宿の値段は、大体7万5000~20万VND(約350~930円)くらいだと思います。
ニンビンは観光地だったので、食事の価格は比較的高かったと思います。
でも、ニンビン名物のコムチャイ(C?m Cháy、お焦げご飯)とか、ヤギの肉(Th?t Dê、ティットゼー)などおいしいものが食べられるので、納得の値段ではありました。

ニンビン名物コムチャイ。香ばしくておいしい!
 

<5日目>タインホア省タインホア市:宿代0VND(0円)


5日目は、 北中部地方タインホア省 の省都タインホア市。
ここでは友達の家に泊めてもらったので、宿代はタダでした。
>>記事はこちら→ 【第8回】ベトナムでポケモン捕獲?<3~5日目>ランソン→クアンニン→ハイフォン→ニンビン→タインホア

タインホアの屋台

友達の家でいろいろご馳走になりました!

泊めてくれて、ありがとう!
 

<6~7日目>ハティン省ハティン市:宿代0VND(0円)

6~7日目は、 縦断出発前に鉄道で遊びにいった 北中部ハティン省 にあるラム君のお宅にお世話になったので、宿代は0VNDでした。
しかも、食事もすべてご馳走に!
本当にお世話になりました。

ラム君の家族が開店したばかりのフォー屋さん

いっぱいご馳走になりました

むっちむちの子供がかわいかった

ラム君のおうち
中部に入ってきて感じたのが、ハノイやタイグエンなどベトナム北部の都市に比べて食べ物やコーヒーの値段が比較的安いことです。
ちなみに、次回紹介するドンホイ市やドンハー市も安かった。
中部地方はとにかく物価が安い!
それに加えて、 タインホア省 には美しいサムソンビーチがあるし、 ゲアン省 はベトナム建国の父、ホー・チ・ミンの故郷として有名だし・・・。
みどころもいっぱいあります!
現在は観光業が盛んになってきているので、 これからは中部観光が激アツかも? と勝手に想像しています。
 
さて、まだまだ続きを書きたいところですが、長くなるので何回かに分けて掲載しますね。
次回は、8日目の クアンビン省 ドンホイ市から14日目の ビンディン省 クイニョン市までを紹介したいと思います!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
また次回をお楽しみに!
 
P.S. こっち(日本)でもスーパーカブを買いました。やべっ、ベトナムが抜けてねえ。   

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