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こんにちは! おそと呑み研究所所長の加藤です。
みなさん、ようやく来ましたねー、 おそと呑みのハイシーズン雨季ど真ん中が!
楽しく呑んでる途中、いきなり突風が吹き始め、あ、やばいかも?とか思いながらも、なんだか結局ワクワクして震える、そんな時期になりましたー!
今夜もどこかの雨のおそとで、たくさんの物語が生まれていることでしょう。
ところが、日本では、雨の中でおそとで飲んでると、ただの残念なヒトとしか思われないそうです。
ヘタしたら通報されるとのこと・・・悲しいことです。
雨の日におそとで呑めない国の内需が上がっていくとは到底思えません。
日本は、自然を克服するのではなく、共に寄り添うことが得意だったはず。
規制を緩和して、雨とも是非寄り添って欲しいものです。
(日本で雨の日だけ公園や駅で露天や屋台出し放題になったら、絶対行くのに・・・)
さて、今日は ベトナムの芸能人も来るという噂の貝屋さん に行くことに。
前回行ったとこは芸能人気配ゼロでしたが、ここは来るとのこと。(←ベトナム人の噂)
おそらく、麻布とかにある芸能人も一般人もよく来るとんかつ屋さんみたいな感じかと。
超有名女性歌手ミー・タムに会ったら、サインもらって写真撮るんだ!と意気込んで、今回は仕事帰りに行きました。
1区から10区に行くまでに、ヘムを行ったり来たりぐるぐる。
風景がローカルになっていくのを見ながら、雨が降ったりやんだりする天気に注意が向いていきます。
「屋根付いてなかったら、どうしような~・・・でもカッパとか被って飲んでも、面白いかもね~!!」
うーん、これ! これなんです!
海浜幕張の駅を降りたらすぐ、ねずみの国のテーマソングがギリギリ聞こえる程度に流れ、それが近づくに連れて大きくなっていく、日常から非日常へ飛び込む際の大切な準備運動。
一直線に向かうより、必ずカーブを作ったほうが、空間を感じるし、その先を知りたくなる仕掛け。
タクシーでも、バイクでも、そこから既に、雑なエンタメ系より、「雨季」という自然のアイテムを加えて、導線を丁寧に作っています。
到着して、タクシーから降りた瞬間に感じたのは、 道路がキレイ!
瞬間の風景というか、イメージというか。
中規模の道の両側と、T字に曲がった所にキレイに椅子と机が並べてあり、そこに雨上がりのアスファルトのきらめきが、ライトに照らしだされて幻想的な感じです。
T時の曲がった場所が焼き場で、魚、鳥、シーフード系をどんどん焼き上げています。
その隣で、がんがんに火力が強い焼き場で、炭を起こす若いメンバー。
小雨の中で焼き上げてるからか、背中越しもかっこいく見えます。
日本の若手職人のようでもあります。
いつかこの中から、資本家に見出され、日本やアメリカなどで店を持たせて貰える人が出そうな雰囲気さえ感じます。
そしてその奥にはトイレと、貝などをしっかり調理するキッチン。
出てくる貝も安くてうまい!
痛風直前まで、ビールをどんどん流し込んでしまいます。
そしてタクシーだけじゃなく、 ベンツ、BMWがバンバン停車 し、そこからお客様が下りていく風景を見ながら、お外で飲むというのも新鮮。
ベトナム人にとっても自然なことかもしれませんが、 ベンツでおそと呑み は、ちょっと衝撃。
ベンツで吉野家に近い感じかもしれませんが、屋根があるかないか?は大きい。
これはギャップマスターとして、学びたいなと。
いつかベンツを買って、おそとのみに! という新しい目標も見つかりました。
そういった雰囲気もあるのか、場の空気感も、通常のおそと呑みより、いい意味で距離感を感じます。
路肩とも、風とも、人間とも、人の混沌のエネルギーだけじゃない、上質な感じ。
おそとなのに、抗菌使用で空気清浄機やクーラーがかかってるような錯覚にとらわれる感じ。
上品なおそと、きれいなおそと、丁寧なおそと、意識高いおそと、草食おそと・・・
すべての言葉がピタッとこないですが、この辺りをぐるぐるしてる感じです。
早い、安い、路肩、風と埃、けど人と自然のエネルギー満点!だけがおそと呑みじゃないんだーと。
また一つ、雨のおそとで、知見が深まった夜でした・・・。
~今回の研究成果~
1、雨だからこそ感じるワクワク感ときらめきがある、そして上質がある!
2、ギャップから見出す人生の新しい目標もある!
3、芸能人が来ているかどうか、外国人が知るのは結局難しかった!
今回行ったお店
Chút Chít Quán(チュットチットクアン) >> 詳しくはこちら
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