- 半導体と集積回路分野の人材育成目的
- 対象は関連学科の3年生、4年生、卒業生
- 韓国語学習とサムスンで就労の機会提供
ベトナム国家大学ハノイ校(ハノイ国家大学)傘下の技術大学(UET)と韓国のサムスン電子(Samsung Electronics)は1月31日、半導体と集積回路(IC)の分野で質の高い有能な人材を育成し、修士号を取得させることを目的とする奨学金プログラム「VNU−サムスン・テクノロジートラック(VNU-Samsung Technology Track)」の実施に関する協力協定を結んだ。
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技術大学のチュー・ドゥック・チン学長によると、この奨学金プログラムに参加する学生は集積回路の設計や半導体材料、半導体の製造や分析など、半導体産業について専門的な知識を深めることになる。参加要件を満たす学科の3年生または4年生、もしくは関連学科の卒業生が対象となる。
プログラムに参加する学生は、専門の知識やスキルを学ぶだけでなく、外国語能力も向上させて、将来のキャリアの基礎を築くことができる。学生は韓国語のクラスに参加でき、韓国語能力試験(TOPIK)3級以上の語学力を身につけられる。さらに、プログラムを受けて卒業した学生は、韓国のサムスンで働くチャンスがある。
サムスン・ベトナム(Samsung Vietnam)のチェ・ジュホ社長は、「このプログラムを通じて、優秀な学生たちが将来半導体分野でリーダーに成長することを期待している」と述べた。